寂しい復讐



彼には騙すために近づいた―――


それなのに
彼が私になびいて...
私に触れてきて...


そのことに喜んでる真木が少なからず心のどこかにいる...



ほんの少し...


でもこの感情は


少しの量でも命とり――



邪魔にしかならない



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