君を傷つけたのが僕だとしても・・・
そして悠次は・・・


真っ暗な部屋に月明かりが差し込む、
その明かりに照らされて、
二人の影は重なっていた。


未来はそっと悠次の唇から離れた。


「悠次・・・」


悠次をじっと見つめる未来。



「大好きだよ・・・」


えっ!?


悠次は目を丸くして驚いた。


そして、また未来の影が
悠次の影と重なる。




< 184 / 293 >

この作品をシェア

pagetop