君を傷つけたのが僕だとしても・・・
次の日、朝早くから
雅美さんが病室にやって来た。


「悠次くん、おはよう。」


「雅美さん。」


「その顔は寝てないな?」


雅美さんは俺の目の下の
クマを見てそう言った。


「はぁ・・・」


「伊織に変なことしてない?」


「そ、そんなこと!!」


俺は突然変な事を言う
雅美さんにヒヤリとした。




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