君を傷つけたのが僕だとしても・・・
こんな風に毎日歌っていると、
この病院の患者だろうか?
幼い子供達や、中学生くらいの
子達が俺のまわりに
集まってくるようになった。



「ねぇ、お兄ちゃん。
アンパンマン歌って!!」


「すいません、
藤森鉄成とか歌えますか?」


「うん、歌えるよ。」


俺は子供達のリクエストに応えて
ギターを弾き、歌を歌う。

すると子供達も一緒に歌ってきて、
みんなの大合唱!!


バラードに関しては、
静かに涙を流す子もいた。













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