君を傷つけたのが僕だとしても・・・
ずっと一緒に・・・
それから伊織の癌との闘いは始まった。


それでもいつも
明るく笑って過ごす伊織。
本当に癌なのか?
と思ってしまうくらいだ。


仕事も勉強も治療も、そして恋も・・・


そう、俺たちはまた
付き合うことになった。

昔とは違う、今はちょっと
あの時よりかは大人の付き合い。


お互いに大切な存在なんだと
そう強く感じたから・・・


伊織は毎日が一生懸命。


俺たちは充実した毎日を過ごしていた。








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