君を傷つけたのが僕だとしても・・・
「悠次!!」


俺がその場で俯いていると、
後ろから声を掛けられた。


はっ!!


振り返るとそこには
伊織が立っていた。



「伊織・・・」


「どうしたん? 
こんなとこで突っ立って。」


「い、いや、ちょっとな。」


俺はびっくりしたのと、
伊織に見つかったので、
体から変な汗が出て来た。





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