君を傷つけたのが僕だとしても・・・
気付いた気持ち
そして俺は、菅谷さんと
待ち合わせ場所の居酒屋へと向かった。


俺が居酒屋に入ると、
菅谷さんは奥のテーブルで
すでにビールを飲んでいた。



「菅谷さん!!」


「おう悠次!!」


「すいません、遅くなって。」


「いや、全然セーフや。
先に飲んでるぞぉ~!!」


菅谷さんは穏やかな顔でフッと笑った。


「はい。」


やはり菅谷さんはなんか
大人の雰囲気がある。

この笑顔になんか安心するんだ。


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