甘い甘い一時を
甘い…
~Ren・side~
「み~か…ごめんな?」
―今日もいつもの様に屋上で弁当を食っている最中。旅行も終わり、
日常生活に戻ったオレ達。美佳も喜んでくれて、よかったな~と思ったのに…今、こいつは機嫌が悪い。というか、妬いてるらしい…オレ的には嬉しいんだけど、そうも言ってられない。だって、男にとっちゃ好きな女が自分に妬いてくれんのは嬉しいことだろ?でも、理由も言わず泣かれると、正直困るんだよな…こいつの泣き顔みてると、いじめたくなる。けど、我慢するしかねぇな。
「泣くなよ」
涙を拭って、美佳を抱きしめた。静かに
「み~か…ごめんな?」
―今日もいつもの様に屋上で弁当を食っている最中。旅行も終わり、
日常生活に戻ったオレ達。美佳も喜んでくれて、よかったな~と思ったのに…今、こいつは機嫌が悪い。というか、妬いてるらしい…オレ的には嬉しいんだけど、そうも言ってられない。だって、男にとっちゃ好きな女が自分に妬いてくれんのは嬉しいことだろ?でも、理由も言わず泣かれると、正直困るんだよな…こいつの泣き顔みてると、いじめたくなる。けど、我慢するしかねぇな。
「泣くなよ」
涙を拭って、美佳を抱きしめた。静かに