甘い甘い一時を
と思ったよね…
「ごめん、うざくて…」
「は?お前何言ってんの?うざいとか思うわけねぇじゃん。たまたま話が合う奴でさ、バイクの話とかしてたの」
「そうだったんだ…」
「ぁ、そうそう。そいつな、美佳と話してみたいって。前から思ってたんだけど、タイミングがなくて話せなかったから、ってさ」
ぇ、とってもいい人じゃん。それにあの人、入学式の時、道に迷ってた私を助けてくれた人なんだよね。思い出したぁ!いい人のことも蓮のことも疑っちゃって…私最低だ
「蓮…ごめんなさい。私…」

「……ァ…」

やっぱり、最後まで話しを
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