冬花

私と幼なじみ


ピロリラリロン♪
ピロリラリロン♪


日曜日の朝。

心地いい夢の中から私を一気に現実の世界に呼び戻したのは携帯の着信音だった。

「ん〜…誰…日曜日の朝早くに…」

目覚まし時計をみると、
まだ8時17分だった。

いつもの私ならまだ夢の中だ。

視界がはっきりしないまま携帯を手にとる。


携帯はなり続けていた。

と、同時に窓の外から叫ぶ声が聞こえた。
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