お隣サンは元彼クン
果歩は勝ち誇ったように話を続けた。
『いい?南!司くんには、こう言うのよ!
司聞いてぇ隣りの人の事なんだけどさぁビックリしたよ!あたし同じ中学だった!いやぁ実は最初、挨拶に来た時、この人どっかで見た事あるって思ったんだけど、そんなにマジマジとみれなくてさぁでももしやと思って卒アル見たら中学の卒アルにのってたの。うちの学校クラス多かったからねぇ。でもマジびっくりした。向こうも気付いてないのかもね。今度機会あったら話かけてみるわ
ってな感じよ。どうよ?いい感じの演技力でしょ。劇団四季の団長と呼んで』
『団長さん…いいかもしんない。あんたの芝居は、かなりクサイけど、頑張ってもっと自然にしてみるわ』
『まぁ言っといたがいいわね。もし何かの拍子にバレたり他から聞いたりしたら、やっぱイヤでしょ。あんたの口から、ちゃんと同級生って事だけは話しとかないとね!
でもさぁ…』
果歩の目が、またギラっと光ったのが確実にわかった。
『でもさぁ、あんた達別れて10年くらいたってるわけでしょ。でも、南は旦那に言いたくないって思うような相手なわけよね。前田柊二は…』
『いい?南!司くんには、こう言うのよ!
司聞いてぇ隣りの人の事なんだけどさぁビックリしたよ!あたし同じ中学だった!いやぁ実は最初、挨拶に来た時、この人どっかで見た事あるって思ったんだけど、そんなにマジマジとみれなくてさぁでももしやと思って卒アル見たら中学の卒アルにのってたの。うちの学校クラス多かったからねぇ。でもマジびっくりした。向こうも気付いてないのかもね。今度機会あったら話かけてみるわ
ってな感じよ。どうよ?いい感じの演技力でしょ。劇団四季の団長と呼んで』
『団長さん…いいかもしんない。あんたの芝居は、かなりクサイけど、頑張ってもっと自然にしてみるわ』
『まぁ言っといたがいいわね。もし何かの拍子にバレたり他から聞いたりしたら、やっぱイヤでしょ。あんたの口から、ちゃんと同級生って事だけは話しとかないとね!
でもさぁ…』
果歩の目が、またギラっと光ったのが確実にわかった。
『でもさぁ、あんた達別れて10年くらいたってるわけでしょ。でも、南は旦那に言いたくないって思うような相手なわけよね。前田柊二は…』