お隣サンは元彼クン
『山野がさぁ会の終盤の頃に俺んとこ来て、南が、かなり酔ってるから、連れて帰ってって。タクシー乗り場で待ってて、絶対待っててよ!!ってさ。連れてこられてる、お前見て、あーハメられたって思ったよ』
『ゴメン』
『なんで南があやまんの?』
『果歩、親友だから。それに柊二も、みんなと2次会行きたかったでしょ。』
『別に。みんなとは1次会で、いっぱい話したからいいよ。…今からは南と二人で同窓会しなきゃな』
『柊二…』
『このまま高速でも乗ってもらって、どっか遠くに、お前の事連れてっちゃおうかな』
あたしが、柊二の顔を見ると柊二は、
『バーカ冗談だよ』
と言った。
冗談なのかよと思った。でも、その時、柊二が、あたしの手を握った。
『どこも連れてかないから安心しろ』
柊二はそう言った。
心臓が壊れそうなほどバクバクしてる…
柊二は、アパートよりも、だいぶ手前でタクシーをとめた。
『降りるぞ。』
つないだ手は、そのままで柊二は、あたしをひっぱるように歩いて行く。アパートとは反対方向に…
『ねぇどこ行くの?』
『ちょっと付き合え』
柊二と私は暗やみの道を手をつなぎ歩いた。
『ゴメン』
『なんで南があやまんの?』
『果歩、親友だから。それに柊二も、みんなと2次会行きたかったでしょ。』
『別に。みんなとは1次会で、いっぱい話したからいいよ。…今からは南と二人で同窓会しなきゃな』
『柊二…』
『このまま高速でも乗ってもらって、どっか遠くに、お前の事連れてっちゃおうかな』
あたしが、柊二の顔を見ると柊二は、
『バーカ冗談だよ』
と言った。
冗談なのかよと思った。でも、その時、柊二が、あたしの手を握った。
『どこも連れてかないから安心しろ』
柊二はそう言った。
心臓が壊れそうなほどバクバクしてる…
柊二は、アパートよりも、だいぶ手前でタクシーをとめた。
『降りるぞ。』
つないだ手は、そのままで柊二は、あたしをひっぱるように歩いて行く。アパートとは反対方向に…
『ねぇどこ行くの?』
『ちょっと付き合え』
柊二と私は暗やみの道を手をつなぎ歩いた。