お隣サンは元彼クン
旅立ち
私は、とにかく毎日ボーっとしていた。
夜になると司が帰ってくるので平然としなきゃいけない。
だから昼間は、ただただボーっとしていた。
あと3日。
もうこれで会う事はないんだろうか…
夕食を食べようとしたら、柊二が挨拶に来た。
私というより司にだった。
『明日は1日バタバタで、明後日の朝には出ていくので…ちょっと早いけど挨拶に来ました。本当に森山さんには、お世話になりました。結局、拓くんのおかげで僕はNYに行けるんですから。これ…』
柊二は額縁を、とりだした。
拓の顔?
『あの時書いた絵は、もうあげられないので記念に別の絵を書いてきました』
無邪気な表情の拓の似顔絵。
『うあーありがとうございます。大切に飾ります!』
『それじゃお元気で。』
柊二は頭を深々と下げ帰って行った。
ホントにこれで終わり…?
次の日、司は仕事に行き拓は、お昼寝中。
やっぱり、もう一度会いたい
気持ちをおさえる事ができなかった。
気がついたら柊二の家のチャイムを鳴らしていた。
夜になると司が帰ってくるので平然としなきゃいけない。
だから昼間は、ただただボーっとしていた。
あと3日。
もうこれで会う事はないんだろうか…
夕食を食べようとしたら、柊二が挨拶に来た。
私というより司にだった。
『明日は1日バタバタで、明後日の朝には出ていくので…ちょっと早いけど挨拶に来ました。本当に森山さんには、お世話になりました。結局、拓くんのおかげで僕はNYに行けるんですから。これ…』
柊二は額縁を、とりだした。
拓の顔?
『あの時書いた絵は、もうあげられないので記念に別の絵を書いてきました』
無邪気な表情の拓の似顔絵。
『うあーありがとうございます。大切に飾ります!』
『それじゃお元気で。』
柊二は頭を深々と下げ帰って行った。
ホントにこれで終わり…?
次の日、司は仕事に行き拓は、お昼寝中。
やっぱり、もう一度会いたい
気持ちをおさえる事ができなかった。
気がついたら柊二の家のチャイムを鳴らしていた。