お隣サンは元彼クン
メールの受信メールを開く。
田嶋 田嶋 田嶋 田嶋
ひたすら田嶋って人から受信。
名字しか登録してないから男か女かわかんない。
けど女の勘ってやつ?語尾につける、かわいい絵文字とかで田嶋は絶対女だ。と思った。
着信も見たら、夜の11時とか12時前とかに電話かけてきてるし。
絶対浮気だ。
そう思ったら柊二がトイレから戻ってきたんで、すかさず携帯を元の場所に戻した。
でも気になって…気になって気になって口にだして聞きたい。このままじゃ嫌だ。このモヤモヤした感じをとりたい。
でも言った瞬間、携帯を見た事がバレる。
どうするべきか…かなり悩んだ。
でも…我慢できない。
帰り道。聞いてしまった。
『田嶋って誰?』
柊二は私の顔を見て、あわてる事もなく
『何でお前、田嶋知ってんの?』
と聞き返してきた。
私は黙ってうつむいた。
『黙ってちゃわかんねぇだろ。』
『見たのか…携帯』
涙をこらえながら、私はうなづいた。
『田嶋は美術部の友達だよ。』
『男?女?』
『女…でも、お前だっていんだろ、男友達くらい』
『いるけど、その人は違う、絶対柊二に気があるっ』
田嶋 田嶋 田嶋 田嶋
ひたすら田嶋って人から受信。
名字しか登録してないから男か女かわかんない。
けど女の勘ってやつ?語尾につける、かわいい絵文字とかで田嶋は絶対女だ。と思った。
着信も見たら、夜の11時とか12時前とかに電話かけてきてるし。
絶対浮気だ。
そう思ったら柊二がトイレから戻ってきたんで、すかさず携帯を元の場所に戻した。
でも気になって…気になって気になって口にだして聞きたい。このままじゃ嫌だ。このモヤモヤした感じをとりたい。
でも言った瞬間、携帯を見た事がバレる。
どうするべきか…かなり悩んだ。
でも…我慢できない。
帰り道。聞いてしまった。
『田嶋って誰?』
柊二は私の顔を見て、あわてる事もなく
『何でお前、田嶋知ってんの?』
と聞き返してきた。
私は黙ってうつむいた。
『黙ってちゃわかんねぇだろ。』
『見たのか…携帯』
涙をこらえながら、私はうなづいた。
『田嶋は美術部の友達だよ。』
『男?女?』
『女…でも、お前だっていんだろ、男友達くらい』
『いるけど、その人は違う、絶対柊二に気があるっ』