俺の彼女はインベーダー
さあ、後は俺たちの時代の地球へ帰るだけだ。そこではラミエルは俺の妹として存在しているはずだ。
「あれ?ラミエル……君の髪の色が……」
俺はふと彼女の変化に気づいて言った。ラミエルも肩のあたりの髪をつまんで驚きの声を上げた。
「ほんとです。麻耶ちゃんみたいな黒い髪になってる!」
どうやら彼女の紫の髪というのは母星の環境か何かの影響でそうなったらしい。いつの間にか彼女の髪は地球人である麻耶と同じ色に変化している。ということは、どうやら赤ん坊すり替え作戦はうまく行ったらしい。
帰りの球体の中で俺とラミエルはしっかり抱き合ったまま、夢見心地で過ごした。帰りの軌道と位置は自動操縦に任せてあるから問題はない。が、後で考えるとこれがいけなかった。地球の上空に入ったら一応外の様子を確認するべきだったのだ。
「あれ?ラミエル……君の髪の色が……」
俺はふと彼女の変化に気づいて言った。ラミエルも肩のあたりの髪をつまんで驚きの声を上げた。
「ほんとです。麻耶ちゃんみたいな黒い髪になってる!」
どうやら彼女の紫の髪というのは母星の環境か何かの影響でそうなったらしい。いつの間にか彼女の髪は地球人である麻耶と同じ色に変化している。ということは、どうやら赤ん坊すり替え作戦はうまく行ったらしい。
帰りの球体の中で俺とラミエルはしっかり抱き合ったまま、夢見心地で過ごした。帰りの軌道と位置は自動操縦に任せてあるから問題はない。が、後で考えるとこれがいけなかった。地球の上空に入ったら一応外の様子を確認するべきだったのだ。