私と彼とあいつのヒミツ。[上〕
「なんでここなのよ~!」
小声で私は陸にいった
「仕方ないだろ、女なんだし入るだろ」
陸がそういったとき
私達のいる教室の扉が開いた
ガラッ
「…あれ?陸?こんなとこでなにしてんの?」
「ゲ…。」
私も声を聞いて
ゲ…。
ってなった
陸の仲のいい
雪斗…
「お前こんな時間になにしてんだよ?」
雪斗がだんだんと陸に近付く
近付いてくるほど
心音が高まった
「えー…っと…別に…」
陸はごまかそうとしたが
雪斗はニヤッと笑った