私と彼とあいつのヒミツ。[上〕
「え……?なんで…?」
私は首を傾げた
「だって…昨日の夕方、教室に一緒にいたのみたから…」
ああ!あれか!
話しの内容聞いてないな奈穂め、
「全っ然仲良くない」
むしろ
ライバルみたいなかんじだし…
「そうなの?仲いいのかなっておもったんだ」
「仲良くない仲良くない」
「でも話すことは出来るんでしょ?」
「う~…ま、まぁ…」
「じゃあさ!お願いがあって!」
急に奈穂は両手を合せ
いってきた