私と彼とあいつのヒミツ。[上〕
「は?」


意味がわからなかった


「朝だよ、一緒に登校した…名前わかんないけど」


ああ…奈穂のことね


私なんか言おうとしてたっけ?



「…君はもぅわかってるんじゃないか?」


「…?」


私は首を傾げた








「俺が…陸のこと好きだって」


「っ!」


それをいった途端

意味がわかった



雪斗に本気になった奈穂をみて

雪斗は、ゲイだって
言おうとしてたんだ






って…


それって…




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