私と彼とあいつのヒミツ。[上〕
「…わかった」
「これは二人だけのヒミツだよ。」
雪斗は最後にひとおしすると屋上からいなくなった
「…うん」
雪斗がいなくなってから
私は一人で頷いた
二人だけのヒミツ
っていっても…
二人とも
陸が好きってことには
変わらない、
私は今まで通りにいればいいのだろうか…
悶々と考えながら
教室に向かうと
入った瞬間
奈穂が飛び付いてきた
「愛瑠ぅ!!」
「ぅわっ」
私はビックリして
声を上げた