私と彼とあいつのヒミツ。[上〕
「ちょ…っゆき…」
「黙って…陸…」
な、なんなの…この雰囲気…やばいかんじがする…
「陸…俺ね…お前が好きだよ」
「ちょっは…え!?」
「陸は友達だと思ってたみたいだけど…俺は違う。陸だけは特別だった…」
雪斗の唇が迫り
陸の唇と重なる
私は声を上げそうになった
今目の前で
男と男が…ヤろうとしている…!
だけど…ばれたくない
でも…このままだと…
ズット好きだった陸が…
「は…っ、あ…ゆ、き…」
「陸…ジッとしててね」