私と彼とあいつのヒミツ。[上〕
陸はベットで寝ていた
陸の家は結構豪華で
部屋のベットの壁にインターホンがついている
「ああ…」
昨日とか違って
ちょっと慣れたかんじがした
でもまだ
ぎこちない
さっきのインターホンでの会話はやっぱ
顔をみないからかな…。
私は雪斗の後ろで
ひっそりと立ちながら
陸の様子を伺った
「風邪は治ったの?」
雪斗は陸に近付く
「ああ、薬飲んだしだいぶな」
ちょっと陸は
顔を引いた
「よかった…」
私は呟いた