私と彼とあいつのヒミツ。[上〕
ー雪斗視点になりますー







愛瑠って子が台所へいって


今陸とは二人っきりだ


なんとも嬉しいことをしてくれた。



「陸…」


「ん?」


名前を呼べば
なんもわからないような
顔でみてくる


その顔も
目も
口も


すべてほしい




俺はゆっくりと
顔を陸の顔に近付けた




「ちょっ…雪…んっ」


唇が重なって
舌をいれれば

甘い声をだす、


ああ、愛しいよ


学校では可愛がってはあげられないからね


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