私と彼とあいつのヒミツ。[上〕
「え!?」


二人同時に声をあげた


顔てきには
一番陸が驚いていた


「帰るのか?」

「ああ、じゃあな陸、明日こいよ」


優しく陸の頭を撫でると
部屋をでていった



「…雪斗…どうしたのかな」


「用事でもあったんじゃね?」


陸はまたお粥を食べ始める




…二人っきり…


私はちょっと顔が赤くなった


「…ねぇ、陸ってさ…今…好きな人いる?」


唐突に聞いたからか
陸は口からブッ
とお粥をだした



「やあん!きたなあぃ!」


そういいながらも
私はティッシュですばやく拭いた


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