鎖乱ーサランー


「‥さっきの話、」


『あ?』


「私が警戒心ないって話」


『あぁ』


「‥別に、いつもはついて行かないよ。
星野さんだから

星野さんだからついて行っただけ」


星野さんは何故だか
信用できると思ったんだ。


ただ単に雲に似ているから
だけじゃなくて。


『‥そっか』


「ん‥」



それから私たちは
お昼ご飯を食べてから
駅に向かった。
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