鎖乱ーサランー


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『名前、何て言うの?』


初めての教室。

緊張して固まっていた私に
初めに話しかけてくれたのは
真紀だった。


「空だけど‥」


『空か!了解!
うちら今日から友達だかんね!』


真紀の髪の毛は赤に近い色。



『わたし、茜!
仲良くしてっ!これ強制〜!』


次に友達になったのは
金髪頭の茜だった。


私の髪の毛は茶色で、
この学校で髪を染めてるのは
私たち3人だけだった。



必然的に、私たち3人は目立ち
全校生徒みんなから
変な目で見られた。


でも、私たち3人は
いつも一緒だったから
そんなの気にしなかった。



私たちは私たち。


みんなはみんな。



『今日地元のツレが一緒に
遊ぼって言ってんだけどいい〜?』

携帯を見ながら私たちに
言った茜。



もちろんバイトや部活なんて
していない暇な私たちに
断る理由なんてなかった。



それから私たちは
茜の地元の溜まり場に行った。



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