鎖乱ーサランー





私はカバンを持って
リサの前に立った。


リサはイジメの主犯。



『‥何?』


リサはお嬢様で
世の中を何も知らない。



いつもクリンクリンで巻いてる髪
目掛けて、口に含んでいたガムを
吐き付けた。



「‥‥‥餓鬼なんだよ」



そして、教室を出た。




教室を出るときに廊下から
教室を見ていた女の子と
目が合った。




他のクラスの子かな?





ま、どうでもいいや。
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