Blue Spring -青春-
時計の針が6時なった頃、担任が教室にきて私達は、帰ることになった。


『ありさ。勉強進んだ?』

『…』

『市川、今日教えた公式復習しろよ』

『…はぁい』

『ソウ、スイッチ入ると面倒くせ』


いつも優しいソウ君だけど、今日のソウ君は鬼感じた。ゆきと君が言うようになにかのスイッチが入ったみたいにめちゃ怖かった。私ももう少し理解できたらいいが、それは人のペースがあるからそうも行かなかった。


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