Blue Spring -青春-
『市川』

『ソウ君』

自販機で飲み物買っていたら、ソウ君がいた。


『大丈夫?』

『少しは…まだ、すこしフラフラするけど』

『コート倒れた時、驚いた』

『ご迷惑をお掛けしました』

私は軽くお辞儀をしたら、また、倒れそうになった。

『大丈夫かよ』

『うん。ありがとう』

倒れそうになったとき、ソラくんが支えてくれた。


『早く部屋に戻って寝ろう。また、倒れるよ』

『うん。ありがとう』

私は男の子は、男なんだと思った。

私を片手で支えてくれたソラ君にそう思った。
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