Blue Spring -青春-
『ねぇ、さっきなんか言いかけてなかった?』

『あぁ、別に対したことないよ』

『えー気になる』

『…来年も、花火みたいなぁって言いたかったの』


ソウ君は、もう、半分やけくそな感じでいった。

『そうだね。花火大会行きたいね』

『うん』

私はなんかそう言われて嬉しく感じた。


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