3つのKiss
*1章*はじまり
俺には幼馴染の女の子がいる。
その子は二つ年下で、明るい女の子。
家は隣だから、気付いたら一緒に居た。
「十雅~?」
「ん?何、紗弓」
今日も学校の帰り、俺を呼び止めて
向こうから走ってくる。
「一緒に帰っていい?」
「別に良いぜ?」
「ありがとっ」
にこっと可愛らしい笑顔を俺に向けてくる。
この子が俺の幼馴染、七瀬 紗弓(ナナセ サユミ)
因みに同じ学校。
俺は高校二年生。
紗弓は中学三年生。
中学からエスカレーター式の高校だから。
高校にもなって
幼馴染の女の子と仲良くしてる理由なんて
好きだから
それしかないだろう。
…まぁ、紗弓はしらないけどね。
でも、紗弓も俺なんかとずっと仲も良いし
何より、今時の女子高生っ!
…って感じがしない。
アイドルとかにも興味なしだし、
髪も綺麗なブラウン。
「なぁ、俺とばっかり帰んないで、たまには友達と帰ったら?」
「…十雅は私とは帰りたくないの?」
「いや、そーゆー意味じゃねぇけど…」
「ならいいじゃない♪」
一瞬寂しそうな表情にドキッとした。
けれど、直ぐに笑顔になる。
見てるだけで飽きない。
「あ。そうだ!」
「ん、どうした?」
俺の隣を歩いていた紗弓が
急に声を出した。
「ねぇ、ちょっとついて来て!」
「わっ、ととと…」
そう思ったら、急に腕を引っ張られる。
行動力は女子高生並…
その子は二つ年下で、明るい女の子。
家は隣だから、気付いたら一緒に居た。
「十雅~?」
「ん?何、紗弓」
今日も学校の帰り、俺を呼び止めて
向こうから走ってくる。
「一緒に帰っていい?」
「別に良いぜ?」
「ありがとっ」
にこっと可愛らしい笑顔を俺に向けてくる。
この子が俺の幼馴染、七瀬 紗弓(ナナセ サユミ)
因みに同じ学校。
俺は高校二年生。
紗弓は中学三年生。
中学からエスカレーター式の高校だから。
高校にもなって
幼馴染の女の子と仲良くしてる理由なんて
好きだから
それしかないだろう。
…まぁ、紗弓はしらないけどね。
でも、紗弓も俺なんかとずっと仲も良いし
何より、今時の女子高生っ!
…って感じがしない。
アイドルとかにも興味なしだし、
髪も綺麗なブラウン。
「なぁ、俺とばっかり帰んないで、たまには友達と帰ったら?」
「…十雅は私とは帰りたくないの?」
「いや、そーゆー意味じゃねぇけど…」
「ならいいじゃない♪」
一瞬寂しそうな表情にドキッとした。
けれど、直ぐに笑顔になる。
見てるだけで飽きない。
「あ。そうだ!」
「ん、どうした?」
俺の隣を歩いていた紗弓が
急に声を出した。
「ねぇ、ちょっとついて来て!」
「わっ、ととと…」
そう思ったら、急に腕を引っ張られる。
行動力は女子高生並…