星の船 ー淡い月の鍵ー
(ーーっだぁ!!こんなの私らしくない!)
モヤモヤを振り払うかの様に、頭を振る。
(だめだっ!気になるなら、もうハッキリ聞いちゃえばいいじゃない?
うん!そーだよっ)
覚悟決め、流羽はキリッと顔を上げた。
(そうだ、そうしようっ!きっとなんて事ないんだよ。うん!そうに決まってるっ)
バカだな、何心配してんだ。って柊は笑ってくれる。
いつもの微笑みで。
そう、流羽は願った。
うつむき、祈る様に、
(ーだから、早く…)
ドクン ざわつく心を
(早く戻って来て、柊くん…)
ドクン 震える心を
気のせいだとーー
「おい」
声が聞こえ、柊かと顔を上げた。
(えっ、あ…)
望む姿はなく、
あの黒い男がそこにはいた。
モヤモヤを振り払うかの様に、頭を振る。
(だめだっ!気になるなら、もうハッキリ聞いちゃえばいいじゃない?
うん!そーだよっ)
覚悟決め、流羽はキリッと顔を上げた。
(そうだ、そうしようっ!きっとなんて事ないんだよ。うん!そうに決まってるっ)
バカだな、何心配してんだ。って柊は笑ってくれる。
いつもの微笑みで。
そう、流羽は願った。
うつむき、祈る様に、
(ーだから、早く…)
ドクン ざわつく心を
(早く戻って来て、柊くん…)
ドクン 震える心を
気のせいだとーー
「おい」
声が聞こえ、柊かと顔を上げた。
(えっ、あ…)
望む姿はなく、
あの黒い男がそこにはいた。