俺様彼氏と甘々彼女
それから時が過ぎ・・・
秋がやってきた。
相変わらず梓亜と大地はラブラブラブ・・・。
俺が今、悩んでること。
杏が俺を呼び捨てでよんでくれないこと。
別に『呼び捨てで呼べ』って言ったわけでもない。
言いたいけど、翔くんになれて言えないんじゃないか・・・。
不安でなかなか言いにくい。
「翔く~ん!」
杏が抱きついてきた。
「どした?」
「・・・・。」
ん?杏震えてない?
「杏?どうした?」
杏の腰に腕を巻き付けて聞いた。
「梓亜がっ・・・。」
「また梓亜と大地が喧嘩?」
「ちーがーう!翔くんと杏は、いずれ別れるって言ってきたあ・・・。」
はっ?
「別れるわけないじゃん。」
「梓亜が言うんだも~ん・・・」
「杏!も~っ!勝手に走るな。」
「だってぇ。。。」