俺様彼氏と甘々彼女

梓亜が教室に来た。

おいおい。杏震えてるじゃん。

「俺は杏と絶対別れないよ?」

「うんっ!」

さらにギュッっと力を入れてくる杏。
かわいすぎだろっ!?

「だって、杏が翔くんのこと呼び捨てで呼んでないもん。

普通に考えていずれ別れる。」


「「え?」」

呼び捨てで呼ばなきゃ別れるのかよ?
でも、これを機に杏に呼び捨てでよんでもらおうかな?


「杏?俺のこと翔って呼んでみ?」

「え?///」

「早く呼んでよ?襲うよ?」

「翔・・・////」

「よくできました。」

そう言って、杏に甘いキスをする。
ここを教室だと忘れて。

「も~。ここでしないでしょ普通!!!」

普通を強調しなくてもいいじゃんか。

俺の理性にだって限界があるのっ。

怒らなくたっていいじゃん。

まあかわいいから許すけど。

「は~い。じゃあ杏は今日から翔くんのこと呼び捨てにすること!」

「え?///」

「杏?くんってつけたらお仕置きな?」

「うん・・///」


それから俺の名前を呼ぶ時に杏がすごく照れたのは言うまでもない。

< 127 / 166 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop