俺様彼氏と甘々彼女


看護師「城山翔さんいらっしゃいますか?」

「はい。」

看護師「杏ちゃんが目を覚ましたので。」

「会ってもいいですか?」

看護師「ええ。ですが混乱しないよう、城山さんからで。」

「じゃあ。行ってくる。」



まじかよ。翔行っちゃうの…
また沈黙しちゃうじゃんかよ。












予想どうり
沈黙が続く。



「ねえ。」



梓亜が口を開いた。


「何?」



「なんで女の子と歩いてたの?」


「それは…。えっと。。。」

梓亜の誕生日のためともいえないし・・・。
でも黙ってたら怒られるし・・・。


「ほら。黙ってる。」



「もう大っ嫌い!!!」

言われた。

「お前なんかと一緒にいたくねえよ!!」

梓亜なら分かってもらえると思ったけど。
無理だな。
もう終わった。







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