shining☆moon‐私の王子様‐
時の狭間
私は泣き崩れていた男の子を包み込むように抱いた。
「大丈夫、私が守るから……」
何言ってんのまた強がってるし。
あの時みたいに強くないし脆い。
あの時の強い意志ももうあるわけない。
今度は車だ。
鉄の塊にぶつかって私と男の子は死んでしまう。
車は近づいて来る。
やっと周りが騒がしくなり、甲高い声が私の耳を狂わせる。
「ぎゃぁぁあぁあっ!!!」
男の子は泣き叫ぶ。
私が守らないで誰が守る。
車はようしゃなく私たちに近づいて来る。
「大丈夫、私が守るから……」
何言ってんのまた強がってるし。
あの時みたいに強くないし脆い。
あの時の強い意志ももうあるわけない。
今度は車だ。
鉄の塊にぶつかって私と男の子は死んでしまう。
車は近づいて来る。
やっと周りが騒がしくなり、甲高い声が私の耳を狂わせる。
「ぎゃぁぁあぁあっ!!!」
男の子は泣き叫ぶ。
私が守らないで誰が守る。
車はようしゃなく私たちに近づいて来る。