嘘つき恋愛



「ごめん。でも眠くてさ。」



俺は予想してたのと大分外れた女がやって来て驚いた


チャラチャラして騒がしいの想像してたら、違った




「あ、ほら今日一緒の宮本と桐生」




来てから全く俺らを見なかったやつは、チラっと目を向けた




「へー…」



反応うっす




「未央、あたし確かに女子校つまんないって言って共学良いなーって言ったけどさ、こんな………」



上から下まで俺らを見て俺の頭で目が止まった




「それより茉宵、なんか服」



「えー何。悪い?」


彼女の服装はいたってシンプルでホットパンツに白い少し柄の入ったTシャツの下から紺のドットのタンクが見えてるだけであとなんな首からメガネのネックレスと腕に結構な量のブレスをしていてリュックなだけ




「地味じゃぁん」



「だってあたし、シンプルのが良いもん。も少し何かあれば女の子らしくするけど」


さっきから黙りこんでた春臣が俺に耳打ちしてきた


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