ねむり姫


俺の心拍数は増すばかり。


そんなことお構いなしに、彼女はぐっすりと寝てる。


人の気も知らないで、この子は…。



俺はまた、彼女に触れた。



起こさないように。


壊さないように。





「罰ですよ…」





俺は、寝てる彼女に





そっと口づけをした………。







愛しい…




この気持ちは、まだ君には伝えないけど。


これくらい許してくれるかな。





とりあえず



いとしい、いとしいお姫さまが起きるまでは



俺も大人しくしていようかな







「早く起きてくださいよ…」



じゃないと、君を襲っちゃいますよ。





なんてね。









End








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