今、幸せですか?
その後の事は正直あんまり覚えていない



唯一覚えているのは



救急車に運び込まれた瞬間の脱力感…



急速に自分の体が重くなっていくのが分かった



『実家に電話しなきゃ…』



いつの間にか左手に握りしめられていたガラスまみれの携帯を開く



多少のキズはあるものの、どうやら使えそうだ
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