‐雨のち恋‐
「あのっ!!デート……しませんか…?…あっ、私そういうのしたことなくて……。」
彼はくすっと笑った。
「そんなに緊張して言わなくてもいいんですよ。行きましょう。どこがいいですか?」
雫は小さくガッツした。
「いいですか!?ありがとうございます。…場所は雨音さんにまかせますよ。」
「じゃあ、デートの日まで楽しみにしててくださいね!」
「はいっ!!」
彼は去っていった。
やった!!彼と初デート!……前のもデートみたいだったけどね。