‐雨のち恋‐
初デート
今日は待ちに待ったデート。
天気は曇り。
彼はどこに連れて行ってくれるのだろうか……。
私はあのベンチで彼を待った。
デートだから思いっきりおしゃれをしてみた。
私あんまりおしゃれとかしないから変かも……。
と雫思った。
数分後、彼は来た。
「お待たせしました。では、行きましょうか!」
私と雨音は手を繋いだ。
「今日の雫さんの服、可愛いですね。雰囲気が違いますよ!」
と、ニコッと笑っていった。
「あ、ありがとうございます……!!」
凄く動揺してしまった。
「あ、あの!今日はどこに?」
「あー、そういえば言ってませんでしたね。今日は植物園に行ったり、この辺を歩いたり……。雫さんと一緒に歩きたかったんですよ!!」