‐雨のち恋‐
初デート


今日は待ちに待ったデート。


天気は曇り。


彼はどこに連れて行ってくれるのだろうか……。


私はあのベンチで彼を待った。


デートだから思いっきりおしゃれをしてみた。


私あんまりおしゃれとかしないから変かも……。


と雫思った。


数分後、彼は来た。


「お待たせしました。では、行きましょうか!」


私と雨音は手を繋いだ。


「今日の雫さんの服、可愛いですね。雰囲気が違いますよ!」


と、ニコッと笑っていった。


「あ、ありがとうございます……!!」


凄く動揺してしまった。


「あ、あの!今日はどこに?」


「あー、そういえば言ってませんでしたね。今日は植物園に行ったり、この辺を歩いたり……。雫さんと一緒に歩きたかったんですよ!!」




< 21 / 54 >

この作品をシェア

pagetop