‐雨のち恋‐
次はこの街を散策。
とりあえず、休憩がてらにカフェに立ち寄った。
私と雨音はコーヒーを頼んだ。
私は周りからの視線に気づいた。
このカフェにいる皆が雨音に視線が集中。
あの人かっこいいね!!彼女いるのかな!隣の人がそうじゃない?うらやましい!!
みたいな声が聞こえてきた。
私はちょっと優越感を感じた。
私と雨音は席に着いた。
他愛も無い話をした。
それが楽しかった。
彼と一緒にいられる時間が……。
私はふといってみた。
「私だんだん雨音さんのこと分かってきたような気がします。最近なんて、雨音さんの夢も見るんですよ!」
すると彼はなぜか悲しい顔をした。
「そう…ですか。」