‐雨のち恋‐



午後仕事に向かった。



仕事が終り帰ろうとした。



でも雨が降っていた。



今日は傘もってないな……。どうしよう…。




すると目の前に雨音が歩いているのが見えた。



今日は傘を持ってるようだ。



雨音は雫に気付いた。



「雫さん、こんにちは。よく会いますね。あれ?今日傘持って無いんですか?」



「出かけた時降って無かったんですよね…。」




「家まで送って行きますよ。」



「いいんですか!ありがとうございます。」



「いいんですよ。雫さんにはよく話かけてもらいますからね。日頃の感謝ですよ。」



今日は雨音さんよく喋ってくれる。



私になれて来たのかな??



……………………。



あれ?



これって愛々傘みたいになってる………。



ちょっと嬉しいな…。



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