ソラ
プロローグ
もしも……
もしもアタシがあのまま、あの道に進んでたら……
アタシは今、ココで笑えてたのかなぁ。
もしも……
君に出会えなければ……この道に進んでいたかなぁ。
多分、アタシは間違ってないと思う。
だから……今日もココで笑ってます!
ありがとう。
ありがとう。
「おはよ♪」
「ほーら、今日入社式でしょ」
「分かってるって、じゃ、行ってきます」
アタシ――春野美喜――は今日から社会人。
もう大人。
昨日まで子供気分だったアタシは入社式早々、ゆっくり。
朝ごはんも食べないで会社に向かった。
なんだろう。
空がいつもより明るい気がした。
「あっ」
ふと空を見上げると、雲1つない青空が広がっていた。
あの時と同じだね。
時が経つのは早いね。
アタシは、今も忘れてないよ――
君と見たあの空を。
君は、覚えていますか?
もしもアタシがあのまま、あの道に進んでたら……
アタシは今、ココで笑えてたのかなぁ。
もしも……
君に出会えなければ……この道に進んでいたかなぁ。
多分、アタシは間違ってないと思う。
だから……今日もココで笑ってます!
ありがとう。
ありがとう。
「おはよ♪」
「ほーら、今日入社式でしょ」
「分かってるって、じゃ、行ってきます」
アタシ――春野美喜――は今日から社会人。
もう大人。
昨日まで子供気分だったアタシは入社式早々、ゆっくり。
朝ごはんも食べないで会社に向かった。
なんだろう。
空がいつもより明るい気がした。
「あっ」
ふと空を見上げると、雲1つない青空が広がっていた。
あの時と同じだね。
時が経つのは早いね。
アタシは、今も忘れてないよ――
君と見たあの空を。
君は、覚えていますか?