ソラ

【連絡しなくてスイマセンでしたm(_ _)mえーっと、ハッキリ言って、アタシ自分の気持ちが分からないんです。だから、期待させるような言葉はかけれません。ゴメンなさい】

アタシはそのメールを送った。

【ん。分かった。あっだけど話あるんだけど、今度会えない!?】

返信はすぐに着た。

だけど……今日のことがあったせいか、アタシはどんな返事をしていいのか悩んだ。

だけど、ここで断っても同じだろうと思い返信した。

【OKです(><)明日、バイト先行きますッ☆いつ終わりますかー?】

【まじ?じゃあ、7時にきて!!】

【分かりました↑じゃあ…】




「眠ぅ~。よっ!!美喜♪おっはよ~」

朝からテンション高い美弥は毎度のことながら、アタシの背中を叩いて話しかけてきた。

「んん。もう眠いのにぃー!!」

アタシは拗ねた様に頬を膨らませながらドシドシと校門を潜った。

「あぁ!!あぁ!!ゴメンって。あっ、そーえば聞いたよ。昨日、牧原高の人から声かけられたって!!?」

「いやっ、あっうん。まぁ……」

アタシは軽く受け流した。

「なぁ~に!?それ。まぁいいや。で!?どうなったの?」

「へっ!?」

「だーかーらっ、ナンパ男の……」

「あぁ、守口……翔平……」

そんな話をしている内に、教室に着いた。

そしたら、自然とその話題は消えていた。
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