ILOVE極上彼氏
「あっ…あのぅ…。」
あ。彼女のことをすっかり忘れてた…。
「何?」
「えっと…。」
彼女は今にも泣き出してしまいそうなか細い声で何かを言おうとしていた。
「おいこらそこのお前!初日から遅刻しといて何しとんだあ~!!」
振り返るとそこには…まるでゴリラ。いや…ゴリラとしかいいようのないごつい男が立っていた。つうかいつの間にかみんな席に座ってるしよ~。
「ゴリラだぁ…。」
「んだとてめぇ!!」
しっしまった…。つい思ったことを正直に言ってしまった…。