恋人 × 交換!? 【完】
(嬉しいに決まってるじゃん)
ミッチのいうことは図星だった。
素直に、すごく嬉しかった。
やることなすことすべてが新鮮で、刺激的で。
恋愛をすることが、こんなに楽しいだなんて思いもしなかった。
初キスでのろけていたミッチの気持ちも、だから今なら多少は理解できる。
実際、世にも珍しい「3回のファーストキス」を経験した夜は、部屋の窓を開けて「キスされたー!」と叫びたいくらいだったし。
「でさでさ、マドカ。エッチしちゃったの?千住奏の家で」
「エッ……!?げほっ、げほっ!」