恋人 × 交換!? 【完】
「は、激しい……」
言葉にするのがはばかられるような、もっと深い、ディープなキス。
ふたりの身体がもぞもぞと揺れてるし。
もしかしたら、もっと別のことをしてるのかもしれない。
(ミッチ、こないだ初キスとか……いや……でもでも、あれから1ヶ月は経ってるし……)
あれこれ妄想劇場を繰り広げていたら顔が熱を持ってきて、私はたまらず目を逸らした。
「まあ、拓人たちはこっから見えねぇけど、似たようなもんじゃね?」
「だからって……きゃっ」
回された腕に力が入って、さらに密着する。
ぴったりと。