先生とあたしの子育て〜愛する家族〜
「美羽、先生を連れて来たよ」
「理兄!」
美羽は他の生徒いなかったからだろうか、俺を名前で呼んだ。
「美羽…これは…」
俺が中に入ると、制服がビショビショに濡れた美羽と佳菜の姿があった。
「わからない…ただ、急に上から水が降ってきて…それよりも佳菜を…」
「ああ…そうだな。佳菜、大丈夫か!?今保健室に連れて行くからな」
「…うん。ありがとう、理人…」
佳菜を抱きかかえて、保健室に連れて行った。