君に会いに行こう〜海が見える丘〜
田舎での生活
和歌山に来て2日目の朝。
「玲音〜お友達が来てるわよ!」

え…友達?あぁ疾風達か…てかまだ9時だよ!?

眠い目をこすりながら玄関に向かう。

「おはよう!まだ寝てたの?」

「あんた達のせいで目が覚めたよ。」

「そんなことよりさ!泳ぎに行かねぇか?」

淳平がそう言う。そう言えばみんな泳ぐ気満々な格好だわ…

「準備準備!」

優花に言われ、準備を始めた。

優花は肩くらいまでの髪を後ろで一つに束ねていた。
淳平はスポーツがりの頭に上はTシャツしたは水着だろうか?

疾風は短かすぎない丁度よい長さの髪にキャップをかぶっていた。

私もショートヘアにキャップをかぶった。

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