君に会いに行こう〜海が見える丘〜


「まぁみんな上がってけよ。」

「いやっ!悪いよ~。」

私はそう言いながらも内心疾風の家に上がりたい気持ちでいっぱいだった。

私どうしちゃったんだろう?おかしいよね…。

「俺たちの仲で遠慮なんていらねーって!な?いいだろ淳平と優花も!」

「俺達はそのつもり!上がらせてもらう。」

「いいだろ?!俺も暇なんだよ~。なぁ?玲音!」

「じゃ、じゃあ上がってこうかな。」

と言うことであがることになった。
 
お世辞にも大きな家とは言えないが古くていい感じな家だ。
両親は居ないのだろうか?

「俺の部屋でさみんなで遊ぼうぜ。」

この家は平屋建てで疾風の部屋は一番奥にあった。

「入って入って!」

疾風は子供のようにはしゃいでいた。結構ドキドキ…






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